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「漆塗り式勉強法」というやり方

予備校では、受験生に「漆塗り式勉強法」というやり方を勧めています。漆塗りの家具や漆器を作る際、何度も重ね塗りをする技法を参考にした勉強法です。具体的には、漆職人が漆を塗りあげていくように、一冊の問題集を何度も解くというやり方で、問題集に取り組ませています。予備校で実施している勉強法を説明しますと、二題飛ばしで問題に取り組みます。一番目が解けたら四番目、次は七番目という具合に。この方法だと、意外に早く問題集の最後まで行き着くことができます。現役生で、授業で習っていない設問がある場合は、その個所を教科書で読ませ、それから解くように勧めています。この時の注意点は、参考書を見てはいけません。参考書を見ると枝葉末節の迷路に陥り、次に進めなくなるからです。授業で学んでいないところは、完全解答は無理かもしれませんが、パスをせずに挑戦し、答え合わせの時に正答を覚え込むようにします。この答え覚えのやり方は、有効な勉強法として有名です。この二題飛ばしで最後までやると、漆が一回塗れたことになります。次は二番、五番、八番目と、同じように二題飛ばして進んでいく。三度目も三、六、九番目という順序で問題集をこなし終えると、漆を三回重ね塗りしたのと同じ効果があり、入試範囲の全容がわかるので、実力にムラのない受験勉強になります。

都会地の進学校タイプの学校は大変な人気

「学力重視」の学校が人気中学入学時に選抜があるのは、「併設型」と「中等教育学校」。教科の知識を問う学力試験を課さないことになっていますが、思考力や表現力など総合的な学力を見る「適性検査」を実施する学校が大半です。英語教育に力を入れたり、地域研究を重視したり、全寮制にしたり……と一貫校はそれぞれ特色を打ち出していますが、このところ「学力重視」を前面に出した学校に人気が集まる傾向がはっきりしてきました。毎年定員が埋まらない学校もあれば、毎年志願倍率が一〇倍を超える学校もあるなど、学校による人気度には大きな差があります。概して、東京・静岡・京都・和歌山・岡山・広島・徳島・長崎・鹿児島など都会地につくられた進学校タイプの学校が大変な人気となっています。

「女の子」が主人公になれる女子校

女子校に進む最大のメリットは、「女子校ではなんでも女子がやる」ということです。生徒会長も、学級委員も、クラブの部長もトップはすべて女子です。共学校だったら男子が担当する力仕事も自分たちでやらなければなりません。なんでも自分たちでやることで成長。中高6か年の中でのリーダーとしての経験、人任せにしないでどんなことにもチャレンジするという経験は、とても貴重な体験になります。女子校での生活について在校生に聞くと、次のようなメリットがあるといいます。「<勉強面>○男の子がいないから勉強に集中しやすい。○数学や物理など、女の子が苦手な科目は特にていねいに教えてもらえる。○男の子がいると恥ずかしくてなかなか質問できないけど、女の子ばかりなので質問できていい。その分ちゃんと力がつく。<生活面>○小学校の時のような男子対女子の対立がないからいい。○男の子の目を気にせず自分の意見をはっきり言える。積極的になれる。女の子がやりたいことができる。○着替えも移動しなくていいのでラク。生理とかカラダのことも堂々と話せる。男子について悩まない。○他校生に彼氏をつくりやすいし、学校にすっぴんで行ける。在校生は以上のような点で女子校のよさを挙げています。


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